2017年03月07日|0 コメント

有料チャンネル開設でファン困惑。ナポリの男たちとはどういう実況者なのか

ライター:

有料のニコニコチャンネルを3月1日に開設し、最近話題になっている実況者集団が居る。その名も「ナポリの男たち」。

彼らは一体何者なのか。ニコニコチャンネルが開設された事で、なぜニコニコ動画が(ちょっとだけ)沸いているのか。
その理由について調べてみた。

ナポリの男たちとは

ナポリの男たちについて知る上で、まず彼らがどういう集団なのかについて調べてみた。

ナポリの男たちとは、実況者「ジャック・オ・蘭たん」が、実況者「すぎる」とのコラボ実況を希望した際に、すぎるが実況者「hacchi」と、前から絡みたかった「shu3」を勧誘して結成した、実況者グループである。

グループ名は、メンバーが発案した大量の候補の中から選ばれたもので、2016年6月10日に配信したニコニコ生放送の視聴者アンケートによって決定した。
略称は「ナポ男」。

グループの方針は、介護疲れに効く動画を作っていきたいということらしい。

ナポリの男たちのメンバー

では次に、ナポリの男たちの愉快な4人の実況者たちをご紹介しよう。

ジャック・オ・蘭たん

2007年7月28日に「ゼルダの伝説風のタクト 実況風プレイ 1」を投稿して実況デビューした、ニコニコ動画最古参の一人。

今でこそ、実況プレイ動画はカテゴリが作られるほどになっているが、彼のデビュー当時は、まだジャンルそのものが確立されていなかった。
彼こそまさに、実況プレイ動画の開拓者の一人といっても過言ではない。

実況のプレイスタイルは、冷静で淡々とした喋りが特徴的で、ゲームに対する的確なツッコミで視聴者を笑いに誘う。

常に冷静なので、一部の動画を観るだけではテンションが低いイメージを受けやすいが、別にそんなことはない。ナポリの男たちの動画を観れば分かるように、ハイテンションな時もあり、暴走したりもする。

ナポリの男たち内では、実質的にリーダーのポジションで、結成の発端。

彼らの掲げる「絶対に動画を伸ばしたい」という想いを一番持っている実況者と思われ、歴9年にして個人のミリオン動画を一度も飛ばしていないという身体を張ったギャグには、ファンも涙ながらに笑うしかなかった。

すぎる

2008年5月20日に「ポケモン(金)を愚痴(ぐち)りながらやった その1」を投稿して実況デビュー。

3歳の時に父親の不倫が原因で両親が離婚し、20年間、姉と二人母子家庭で育つ。その後、母親が再婚したため戸籍が離れて苗字が別になり、母親とは戸籍上他人になってしまったという悲しい過去を背負う32歳。高卒。

すぎるさんの実況プレイは、なんといっても声がデカいのが特徴。
突然大声でゲームの主人公に「『ワァ!』とか言って驚け!」と怒鳴り、主人公じゃなく視聴者を驚かせてしまうような行動が普通なので、全体的に音量注意。

また、要領の悪さ、観察力の鈍さ、好き勝手なプレイも特徴で、アイテムの使い方を間違えたり、忘れたりするのはもちろん、そもそもアイテムを持っていることすら忘れていたりする。

ナポリの男たち内では最年長だが、小学生のような発言とテンションで三十路感を全く感じさせない。

メンバーに対する仲間意識も人一倍強く、感情表現が過剰になりすぎるところもあるため、たびたび他のメンバーや視聴者からドン引かれている。

hacchi

2008年4月24日に「仮免に落ちたのでファイナルファイトを倍速実況プレイ」を投稿して実況デビュー。

ゲーム実況者あるあるの、再生数が伸びない下積み時代がわりと短く、最初こそ再生数20、コメ数4、くらいの経験をしているものの、同年6月に死にゲーの実況プレイ動画を投稿し、実況プレイ史の記録そのものを塗り替えている。

実況は、クリアが困難で、あまり知られていない洋物ゲームのものが多いので、昔は理解不能なゲームオーバーに絶句したり、壊れたりしていた。

しかし、ファイナルファイトのように一般的なゲームをプレイする際も、わざわざ難易度やプレイ速度を最大にしたり、最近では、理不尽なゲームオーバーに「面白そうなゲームじゃないか」と発言しており、マゾの傾向が見られている。

ナポリの男たち内では毒舌家で、独特の言い回しとキレのあるツッコミが特徴。ナポリの常識人ポジションである。

ときどき、自身の闇属性が強く出てしまうことがあり、周りを不安にさせることもしばしば。

shu3

2013年7月10日に「【実況】パネキットの奇妙なロボコン おにごっこ編」を投稿して実況デビュー。

同年8月にMinecraftの自作MOD「松崎しげるMOD」の紹介動画で80万再生のヒットを飛ばし、自分でも「松崎しげるMODの人」をタグロックしていることから、一部の視聴者からは、面白いMODをつくる人と思われている。

実況は、独特の話し方と高い編集技術が魅力で、やりこみ系の実況が多い。
笑い一つをとっても、ゲームの展開に対するリアクションではなく、持ち前のトーク力と編集力で笑いを生み出す力を持っている。

やり込み力も魅力の一つで、厳選は当たり前、攻略本を超えるやり込み実況においては、ヒロインの事をあまり好みじゃないといいつつ、身長体重BWH靴指輪洋服のサイズ全てを把握していた。いろいろ余念がない。

ナポリの男たち内では編集を担当しており、MOD制作ほかで磨かれた技術力と編集力、発想力を遺憾なく発揮している。

また笑いのツボが浅すぎるため、動画内ではよく笑っており、笑いすぎるあまり喋れていないところも多々見られる。

なぜナポリの男たちが話題なのか

チャンネルを開設した直後から、ニコニコ大百科や2ちゃんねるなどの掲示板や動画コメントで、ナポリの男たちに賛否両論の声が上がっている。

それは一体なぜなのか。

チャンネルの方針が幕末志士と一緒

調べてみてわかったのが、ナポリの男たちの発表したチャンネル方針が、幕末志士チャンネルとほとんど一緒だということ。

ナポリの男たちが発表したチャンネル方針と、幕末志士チャンネルの方針は、以下の通り。

・ナポリの男たちの生放送 (毎週土曜日、22時から1時間くらい)
・上記生放送のアーカイブ動画
・オリジナルグッズのプレゼント

ナポリの男たちch」より

見れば分かるように、2つのチャンネルの違いといえば、ラジオの時間が2時間ズレていることくらいである。

極めつけに、ナポリの男たち土曜日の生放送では蘭たん自作のゲームをプレイするらしい。
これは、幕末志士のチャンネルを意識していると言われても仕方がない。

一部ファンの説得に失敗

まずはじめに、みなさん「嫌儲」というネットスラングをご存知だろうか。
読んで字のごとく、「儲けることを嫌う」という意味で、他人の儲けが気に食わない人達を表現するのに使う。

そして、その嫌儲の人達(嫌儲民)は、ニコニコ動画にも一定数存在するのだ。

まぁ、嫌儲民というのは言葉が強いが、ニコニコ動画の嫌儲民はどちらかというと「ニコ動にビジネスを入れないで欲しい」「昔からあった場所を企業が荒らさないでほしい」というものが多い。その気持ちは古参なら痛いほど分かる。

ナポリの男たちには、そんな想いの、嫌儲のファンが結構ついていた。

昨年、嫌儲を貫くと宣言した実況者が金に目がくらむ、というような事が起きたので、そこのファンがこちらに流れてきたというのもあるだろう。

彼らは、そういうお金が絡むことにマイナスイメージを持ったファン層を納得させることに失敗したのだ。

納得のさせ方は人それぞれだか、過去チャンネル開設した「幕末志士」は、それを爆発的な面白さと、実況界そのものを牽引する力をもって成功させた。
ファンに対して「うるせぇ!ついてこい!」ってなもんだ。

しかし、ナポリの男たちにそこまでの力はない。

せめてチャンネル開設直後に爆発する面白実況を投稿して、「チャンネル開設してさらに俺らは面白くなった」というスタイルを見せられれば良かったのだが、彼らが投稿したのは実況シリーズの続編と、生放送のタイムシフトのみ。

生放送は86分の企画会議という内容で、既にファンからも「前半面白かったけど後半ダレた」という声が上がっている。

「なんか今まで通り観れない」「冷めた」というファンの声をぶっ飛ばすような実況を投稿しなければ、今後どんどん古参のファンは離れていくのかもしれない。

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この記事を書いた部員
みむっち

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ニコニコ動画が好きで2014年に「ニコニコ動画研究部」を開設。現部長。
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